FAQ(よくある質問と回答)
ご予約について
検診について
治療について
その他
小児の虫歯予防と治療
大人の治療と歯周病予防
ご予約について
初診の場合の予約は必要でしょうか?
はい。当医院は、予約制になっております。
初めての方でも、なるべくご予約していただいた方が待ち時間も少なくすみます。
4時30分の予約希望なのですが可能ですか?
曜日により可能です。
ネットでは予約できませんので、お電話でご予約下さい。
同じ時間帯に2人の予約はできますか ?
ご家族の場合、おうちの方にお口を見てもらったり説明がある場合がございますので、基本的には30分ずつずらしてのご予約をお願いしております。
ただし、時間が思うように合わない・・・などございましたら、お電話でご相談下さい。
こどもの治療をお願いしたいのですが、担当の先生は男ですか女ですか
小児担当は院長(男)と副院長(女)の2名が担当です。
特に希望がなければその日に一番早く診察できる先生が担当します。
特別に希望があれば予約の際にお伝えください。
また治療を始めてみて、このお子さんには女の先生がよさそうだとか、男の先生がよさそうだとか、こどもの性格や反応によっては担当を変更したり、固定する場合もあります。
柔軟に個別に最良の方法を選択いたします。
女の先生がいる日に、予約をとりたいのですがいない日もありますか?
女の先生は、不在の日があります。
必ずお電話にてご確認の上ご予約下さい。
軽い風邪を引いていますが、受診できますか?
発熱や、ひどい咳、強い鼻づまりがなければ大丈夫かと思いますが、できれば体調が良いときの受診をお勧めいたします。
また、つぎのような時は来院しても診療ができないことがあります。
*発熱、ひどい咳、強い鼻づまり
*具合が悪い
*感染症にかかっている・・・インフルエンザ、はやり目、水ぼうそう、はしか、おたふく、りんご病、風疹、溶連菌感染症、手足口病・・・などは十分回復してから受診してください。予約している場合で医師からの外出許可が出ていない方はお電話で予約のお取り消しをお願いいたします。
検診について
検診予定を過ぎてもハガキが届きませんが?
申し訳ありません。こちらの手違いで、発送されていないこともあります。
確認致しますので、恐れ入りますがお電話でお問い合わせ下さい。
検診の時歯ブラシは使いますか?
その日の治療内容によっては準備して頂いても使わないこともあるのですが、検診来院時には一応持参して頂いています。
(検診では、保険証・ハガキ・歯ブラシ・診察券の準備をお願いします。)
治療が終わったのに学校検診で虫歯があるといわれました。なぜでしょうか?
治療が終わったにもかかわらず、学校検診で「虫歯あり」と判定されることがあります。それは、学校検診では決められた虫歯の判定基準があるからです。次のような歯は学校検診では虫歯や要注意乳歯と判定されてしまう可能性があります。
*進行止めを塗っている歯
*詰め物が取れている、または欠けている
*応急処置をしている歯
*歯の溝に茶色く着色がある
*生え変わりでぐらぐらしている
特に生えかわりが近くぐらぐらしている歯は、症状が無ければ応急処置やそのままの状態で様子を見ることがあるので、検診でひっかかる可能性が高くなります。
こちらでの治療が終わる際にはきちんと説明はしておりますが、学校検診で問題があり、気になる際はいつでもご連絡ください。
歯医者での治療が終わった後に、学校検診での用紙を渡されましたが記入してもらえますか?
学校での検診はいつ頃でしたか?
治療前であれば、治療した所は用紙に記入致しますので用紙をご持参下さい。
治療の後で検診がありチェックされたのであれば、一応受診される事をおすすめ致します。お電話でご予約の上用紙をご持参下さい。
治療について
障がい児の治療について
自閉症など、障がいをもつお子さんは、それぞれにコミュニケーション障がいや知的障がいの程度、合併疾患の有無によって歯科においてできることが異なります。
まずはご予約日の前におうちの方に一度来院していただいて、お口の中の状況の確認や、コミュニケーションの方法など問診をし、お母様とお子さんのスペシャルニーズ(例えば、待合室で他人と待つことができないお子さんは朝1番に予約を入れるなど・・・)について大まかに確認させてください。
その上で、実際にご来院いただく方がスムーズに行くと思います。
また泣いたり、騒いだり、あばれたりするのは多くのお子さんにもみられることで、そのこと自体はどうぞお気になさらぬよう・・・。
ただ、もしも障がいが重度でむし歯も深く治療が著しく困難と予想される場合は、大学病院へご紹介となる場合もありますのでご了承ください。
大人でも診てもらえますか?
はい。もちろんです。 小児から高齢者の方まで診療させていただいております。
治療は何分位かかりますか?
一応、30分のご予約で治療を行っておりますが、治療内容により前後する場合があります。あらかじめ、終わってほしい希望時間がございましたら当日診療前にお話ください。なるべく合わせられるように努力いたします。
初診の4歳の子供なのですが、歯医者も初めてで泣いてしまいそうです。大丈夫でしょうか?また、治療はできますか?
はい。大丈夫です。治療の方は、お口の中を見せていただいて、治療した方がいい所、様子をみた方がいい所など年齢にもよりますが、様々ありますのでまず一度ご来院下さい。
うちの子泣いて暴れると思うんですが...押さえつけたりするんでしょうか?
動くからといってすぐに押さえつけたりはしませんのでご安心ください。
初めて歯科に来たお子さんは、まず慣れるために練習をします。
「一人でいすに座る→口をあける→機械に慣れる・・・」というステップを踏んでいきます。最初は怖くて泣いてしまってもしょうがありません。それでも、少しでもできたら、ほめて自信をつけてあげましょう!
*お子様の成長に合わせて練習するので時間がかかる場合もあります。
ただし、急性症状で痛みがひどい場合など、緊急性を要する場合は練習に時間が取れないことがあります。そんな時はおうちの方の同意を得て、ネットで体を固定したり、口をあける補助器具を使うことがあります。抑制することでいきなり動いて唇や舌を傷つける危険を避け、安全に治療を行うことができますのでご理解くださいますようお願いいたします。
その他
場所を教えてください。駐車場はありますか?
バイパス7号線方面からでしたら、角にサンワドーさんやシュープラザさんがある十字の交差点の信号を鯵ヶ沢方面に向かって行きます。そのまま直進すると左手にしまむらさんが見えてきます。そこを通り過ぎてすぐの信号左手に当医院がございます。
または岩木川に架かっている、城北大橋の手前になります。
<<詳しくは地図も載せていますので、そちらもご覧下さい。>>
今手元に保険証が無く持参できないのですが受診できますか?
■基本的には毎月確認させて頂くことになっております。
初めての方でも受診はできます。ただし、保険証を確認するまでの間は全額負担とさせていただいておりますのでご了承下さい。なお、保険証の確認が出来次第、差額分をすぐにお返し致します。
再来の場合は、最後に来院した日から保険証の変更がない場合は次回必ずお持ち頂くことをお約束します。
子供1人(または祖父母と一緒)で行かせたいのですがいいですか?
■基本的に小学生までの場合は、治療の説明があるため原則として必ず保護者の付き添いをお願いしています。
中高生の場合は、初診時は必ず保護者の方と御来院下さい。2回目以降は御相談の上、どのようにするか決めます。
■おじいちゃん、おばあちゃんと来院する場合は、親御さんが気になること、フッ素塗布のご希望の有・無など・・・を何か用紙に記入したものをお子様に持参させて頂けると助かります。(口頭でも結構です)
小さい子供を一緒につれて行っても大丈夫ですか?
お母さんの傍で一人で椅子に座って絵本を読んだりしていられるのであれば大丈夫かと思います。ただ、それができない場合はスタッフの目が届かない事もあります(機械に触れたり外に出てしまうと大変危険です!)ので、おじいちゃん、おばあちゃんや誰か他の人にお子様を見てもらえる時に受診される事をお願いします。
キシリトール使用について聞きたいです!
ここでは簡単に説明させていただきます。
■キシリトールガムを効果的に使うのであれば、無糖であることを確認した上で食後に10分〜15分かけて噛んで下さい。1日3〜5回くらいの回数が理想です。キシリトールが含まれる量の割合が多ければ多いほど(50%以上のものを!できれば100%が望ましい)効果が期待できます。これを習慣付けるといいです。虫歯になりにくい状態になるまでには、3ヶ月くらいかかります。勿論、おやつの食べ方や歯ブラシにも気を付けなければいけません。
小児の虫歯予防と治療
虫歯の進行止めって?
虫歯の進行止めとは、その名のとおり虫歯の進行を遅らせるお薬です。機械を使った治療は基本的に3才頃から練習をして始めるのですが、3才以下で機械を使った治療が難しい場合は、進行止めで様子を見ることがあります。
このお薬は虫歯の部分に反応して黒く変色します。子供が成長してから黒く変色した部分を削り、白いつめものに変えることも可能です。また、虫歯の穴が大きい場合は、進行止めのお薬の上から一時的に仮の詰め物をして、食べ物を挟まりづらくしたり、痛みを出にくくします。
シーラントって何ですか?
シーラントとは乳歯や永久歯の奥歯に行う予防処置のひとつです。歯の咬む面の溝が深いと、そこに歯垢や食べかすが溜まり、虫歯になりやすくなります。そうならないために、あらかじめ溝を埋めてしまうのがシーラントです。
まず、歯の溝の部分をきれいにしたあと、お薬で溝を埋めていきます。(歯を削ったりはしません)溝を埋めることで歯垢などが溜まりにくくなり、虫歯になるリスクを減らしてくれるのです。(^V^)
ただ、永久的なものではないので、取れたら追加していきます。
歯のクリーニングとフッ素塗布とは?
歯のクリーニングとはその名のとおり、歯のお掃除のこと。家ではなかなか落としきれない歯の細部の歯垢まで、機械を使ってきれいにしていきます。
*クリーニングの前に、歯垢を赤く染め出して歯磨き練習もします。
クリーニングをしてきれいになったところでフッ素をぬります。(希望の方のみ)
さて、市販の歯磨き粉にもフッ素は入っていますが、何が違うのでしょう?ズバリ濃度が違うのです。市販のものより濃度が濃いので、効果が高いのです。ただ、濃度の濃いものを頻繁に使うのもよくはないので、毎日のフッ素は歯磨き粉から、そして定期的に歯科でフッ素を塗るという両方のフッ素で予防効果を高めます。
どんな時に抜歯するの?
抜歯が必要になる場合は大きく分けてだいたい二通りあります。
<大人の歯が横から生えてる!>
この場合は必ずしも抜いたほうがいいとは限りません。場合によってはそのまま自然に抜けるのを待ってもいいこともあるのです。ただ、放っておくと永久歯が生えづらくなることもあるので、心配な場合は一度来院していただくことをおすすめします。
<虫歯の治りが悪い・・・>
腫れを繰り返したり、根の部分まで大きく虫歯になっている場合は抜歯が必要になる事があります。
だれだって歯は抜きたくないものです。心配な点がありましたら、気兼ねなくご相談ください。
子供に麻酔!?大丈夫かな・・・?
麻酔が初めてのお子さんや、アレルギー体質のお子さんに対しては、特に注意して、少量の麻酔注射を行い様子を観察しながら治療を進めます。
安全に治療を行うためにも、体調のよくないときは必ずお知らせください。
また、麻酔をしたら30分くらいは体調が変化しやすいので、安静にしていてください。唇も麻痺することもありますので咬んだり、触ったりしないように気をつけてください。食事は麻酔が覚めてからです。
3歳の男児です。今まで甘いものをたくさん与えて、ついに虫歯になってしまい、反省しています。歯医者さんに連れて行きたいのですが、怒られないか心配です。
こどもの「おやつ」は楽しく食べながら、栄養素を補給し、同時にお父さん、お母さんや、兄弟と一緒にとることで、心の栄養にもなるものです。
しかし、「おやつ」=「スナック菓子、清涼飲料水、アメ、ガム、チョコ」などと勘違いしている保護者の方も多いものです。実は歯にも体にもいいおやつはいろいろあるのです。こどものおやつ(間食)は「何を・いつ・どのように」食べさせるかが大切です。
当院では、適切な食事やおやつの取り方をおうちの方と一緒に話し合います。
決して「虫歯になるから○○は食べちゃいけません!!」などと強く禁止したり、怒ったりしませんのでご安心ください。
治療と同時に生活習慣に気を配ることが広い意味での”虫歯予防”につながります。大切なのは、これから”虫歯が無く、歯を大切にできる大人”に育てることなのです。
大人の治療と歯周病予防
どんな治療をするのでしょう?
<浅い〜中くらいの虫歯>
まず、虫歯の部分をきれいに削ります。それから何通りかに治療法が分かれます。
1・白い詰め物をする・・・比較的浅い虫歯に有効です。一回の治療ですみます
2・かぶせ物をする・・・中くらいの虫歯で削る量が多いとかぶせ物をすることがあります。最低でも2回の通院が必要です。
<深い虫歯>
麻酔をして歯の神経を取り、1回〜数回消毒し、症状が改善したところで根にお薬を詰めます。それから土台を作り、最終的にはかぶせ物をします。
<歯が無い所は・・・?>
歯が無くても、その前後の歯が残っていれば、残っている歯を土台にブリッジ(長い銀歯)を作ることができます。
奥歯が全部無い場合は、部分入れ歯やインプラントという方法があります。
歯周病って何?
歯周病とは、昔の歯槽膿漏と同じものです。歯垢(歯の汚れ:プラークともいいます)の中の細菌が原因で、歯肉炎を起こしたり、骨を破壊してしまう病気です。ひどいと勝手に歯が抜けてしまうこともあるのです!
たかが歯・・・されど歯・・・歯が一本抜けてしまっただけで(特に奥歯)咬む力はガクッと落ちます。硬いはものが食べづらくなり、歯がぐらぐらしていては歯ごたえのあるおいしい物も上手く食べられません。
さらには歯周病になるということは、口の中の細菌が多いということ。虫歯にもなりやすくなり、細菌が肺に入ると肺炎を引き起こすことも。
お口の中をきれいに、健康に保つということは体の健康にもつながりますし、おいしく食事が食べられる喜びは心にとっても良いこと。気づかないうちに歯周病が進行していることもあるので、気になる方もそうでない方も一度検診を受けてみてはどうでしょうか?
歯周病の治療って何をするの?
歯周病の治療は虫歯の治療とは違います。決定的に違うのは「時間がかかる」こと。虫歯は「治したら終わり」ですが、歯周病は「良い状態をできるだけ長く維持すること」が目標です。ですので、数ヶ月はかかるものと思いましょう。
まずはレントゲンを撮ったり、歯ぐきの検査をして今の歯周病の進行具合をチェックします。それから一番大事な歯ブラシ練習です。歯ブラシでできるだけ歯垢を落とす!これが一番の薬といっても過言ではありません。あなたの歯ブラシテクニックがこれからのお口の健康を守る上でとっても大切。なので、歯ブラシ練習はちょっとしつこいくらいにやります。歯石になると硬くて磨いても取れないので機械できれいにします。
中には麻酔を使ったりすることもありますが、最終的にはメインテナンスにはいります。痛くなくても定期的に検診に来ていただきます。定期的に来ることで、歯石を取ったり、良い状態を長く維持することができます。また、何か問題があっても初期であれば適切な治療により、改善することが多いです。
ご本人の毎日のブラッシングと歯医者での処置、二つが協力しあっていくのが歯周病の治療において大切なのです。
歯周病の治療(麻酔を使うの?)
ブラッシングや歯石除去での改善が難しい場合、麻酔を使って処置することがあります。歯石のなかでも見える範囲のものは痛みが無く除去できるのですが、歯肉の下にもついていることがあり、深い部分のものは無理に取ろうとすると痛みを伴います。そのために、麻酔をすることもあります。歯肉の下の歯石を取ってきれいにします。そのとき一緒に、歯肉の炎症のある部分を取ることもあります。
処置自体は30分前後で終わることが多く、それほど難しいものではありませんのでご安心を。