寒くなってきましたね。今日は市役所に用事で行ったのですが、弘前公園の外堀の紅葉がとてもきれいにづいていました。
外で寒いところを歩きますとつい、寒さに背を丸めて、はあはあと口呼吸をしてしまいがちです。が、実はそれはとても体に負担をかける呼吸の仕方です。冷たい乾いた空気、ほこりや細菌が、鼻毛、鼻粘膜や咽頭の繊毛上皮というフィルターを通過せずにダイレクトに肺に入り込むからです。
当院では歯並びかみ合わせ矯正治療を受けるお子さまには、まず最初に、覚えていただく事が鼻呼吸の大事さについてです。口呼吸を少なくする事で、歯並びかみ合わせの改善を助けるだけでなく、その子が風邪を引く回数が激減する、というのはしばしば矯正治療を受けている子の親御さんからきかれることです。
もともと鼻アレルギーがあり鼻で息をしづらい方も、意識して鼻をつかうように根気よくトレーニングしていきますと、だんだん鼻の通りがよくなってきます。
これからの乾燥した空気は風邪のウイルスも増えやすくなります。
皆さんも、いつも鼻を使って息をするように、この秋、冬は意識してみませんか。
The following two tabs change content below.
智子先生
たかち歯科小児歯科医院 副院長です。
最新記事 by 智子先生 (全て見る)
- 白砂糖は1日どのくらいまでなら大丈夫? - 2017年5月18日
- 乳酸菌はどうやって摂ったらいいの? - 2016年12月16日
- 人は本来、鼻で呼吸するいきものなんです。 - 2016年10月31日